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12/4 上野学園大学古楽研究室演奏会「言葉と音楽」第3回


《ご婦人方、小間物はいかが?》

ジョン・ダウランドとその時代

'Fine Knacks for Ladies'

A Celebration of John Dowland & His Age

一部だけで50分も時間がかかりました。

でも、コンソート→朗読→リュートソングetcとめぐってゆくので、決して飽きることのない時間であったと思います。

ガンバのコンソートによるダウランドの‘七つの涙’の演奏がありました。

流れよ私の涙‘Flow my tears’ のメロディーが芯にあり、ため息・偽り・愛・真実etcの涙とし

て書かれています。美しかったなあ。

~演奏者~

櫻井茂(viola da gamba)

坪田一子(viola da gamba)

深沢美奈(viola da gamba)

中家春奈(viola da gamba)

徳島大蔵(violone)

そして、Timothy Harris ティモシー・ハリス先生によるトマス・ワイアットやジョン・ダン、トーマス・キャンピオン、ベン・ジョンソンの詩の朗読も。

最初の一声からムードがあって、それがとても心地よかった。

歌うときも同じ。始まりがどれだけ大切か。勉強になります。

私はリュート奏者の金子浩さんとリュートソングを演奏しました。

The Three Ravens 「三羽のカラス」(作者不明)という曲を始めて演奏しました。

Timに教えてもらった曲、出会えてよかった曲です。

紹介しますね。

****

(内容)

三羽のカラスが木の上で話していました。

「朝めしはどうしようかね?」「おう、あっちの方に騎士の死骸があったよ。」

そこへ飛んでいくと、騎士の猟犬たちや鷹がカラスや他の鳥たちを近づけない様に自分の主人を守っていました。

そこへ雌鹿がやってきました。赤ん坊がいる様で大きなお腹です。

血で赤く染まった騎士の頭を持ち上げて、キスをしました。

雌鹿は騎士を背負って、穴へ持っていき、夜が明ける前に亡骸を埋めました。

そして、夜になる前に、死に絶えたのです。

神よ すべての男性に送りたまえ。

このように主人に忠実な鷹、猟犬、そして恋人を。

(全10節)

****

雌の鹿は彼の恋人だったんです。

悲しみのあまりに、彼女も亡くなってしまうんです。

With a down, derry, derry, deryy, down down.

という歌詞が入ります。これは合いの手のようなもので、意味はないそうなのですが、この歌詞の内容の不思議さに拍車をかけます。

生涯をかけて歌いたい曲です。

いつか聴いてほしいです。

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                      Pained by Mujyo

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